いつもお読みいただきありがとうございます。
自分をあきらめない女性のための「くびれ作り」専門トレーナー
千神和洋(ちがみかずひろ)です。
数日前から大雨が降り続いています。
ご自宅周りの道路や山などは危険な状況になっておりませんでしょうか。
私のスタジオがある神戸市中央区は一昨日から避難指示が出続けています。
(もちろんお客様の安全第一ですので近くの方以外、トレーニングのご予約をキャンセルしていただきました)
先日の地震、そして今回の大雨。
ほんといつ何が起きるか分からないですね。
自然災害を防ぐことは難しいので、もし何か起きてしまった時に後悔だけはしないような生き方をしていきたいと思います。
さて本日は前回の記事の続きです。
お腹を最速で引き締めるにはまずは内臓脂肪を落とす事が最優先です。
内臓脂肪は幸いにも食事をしっかり意識するだけでどんどん落ちてくれますので、
内臓脂肪を落とすには食事でまずはどのようなことに気をつければ良いのかを、タイプ別でお伝えしていきます。
※以下、内臓脂肪は全て脂肪と表記します。
タイプ1:甘いものが大好き
摂りすぎると脂肪を増加させる一番の身近な食べ物は砂糖です。
(厳密に言うと砂糖に含まれている果糖)
特に砂糖たっぷりのジュースなどは液体なのですぐにカラダに吸収され、あっという間に脂肪に変わってしまいます。
砂糖たっぷりのお菓子やジュースを摂りすぎているな〜とご自身で感じられている場合は、まずはここを抑えてみましょう。
砂糖の摂りすぎだけが原因である場合は、これで脂肪はどんどん落ちていきます。
タイプ2:お酒が大好き
「甘いものは好きじゃないからほとんど食べない、でもお酒は毎日飲みます」
このケースの場合はお酒が脂肪増加の原因となっている可能性があります。
ちなみにアルコールという物質そのものが脂肪を増加させる原因になりますので、お酒の種類は関係ありません。
(ビールでもカクテルでもウイスキーでも同じ)
お酒飲みすぎだな〜とご自身で感じられている場合は、まずは飲む量を半分にしてみましょう(可能であれば断酒がベストですが)
お酒の量だけが原因である場合は、これで内臓脂肪はどんどん落ちていきます。
タイプ3:ご飯、パンなどの炭水化物が大好き
「甘いものもほとんど食べないしお酒も飲まない、ただお米(パン)が大好きで毎食大盛りで食べちゃいます」
ご飯やパンなどの主食に含まれている糖質はブドウ糖という種類の糖であり、脂肪になりにくいです。
ブドウ糖は脳や筋肉を動かすエネルギーとして優先的に利用され、余った分だけ脂肪に変わります。
(タイプ1の果糖は脳や筋肉のエネルギーとして利用できないため、食べた分のほとんどが脂肪に変わってしまいます)
お茶碗平盛り1杯分のご飯に含まれる糖質(ブドウ糖)の量は脳を4〜5時間動かすエネルギーと同等と言われていますので、朝昼晩平盛り1杯のご飯の量であれば食べても脂肪になることはありません。(パンの場合は5枚切り1枚分)
しかし、いくら脂肪になりにくいとはいえ食べすぎてエネルギーとして使い切ることができなかった分は脂肪になってしまいます。
間食のお菓子はそんなに食べないけど、毎食お腹一杯食べているかも、、、
という方は主食(ご飯やパン)の量を少し減らしてみましょう。
主食の量だけが原因であれば、これで脂肪はどんどん落ちていきます。
タイプ4:食べていないのに痩せない
「甘いものも食べないしお酒も飲まない、主食も食べると太りそうだから朝しか食べない、ヘルシーなものをしか食べていない、でも痩せない」
このケースのご相談を最近よく受けます。
食べなければ痩せるというのは間違いありません。
ただ、この場合の痩せるという意味は体重が落ちるということであり、脂肪がどんどん燃えて無くなっていくという意味ではありません。
意外に思われるかもしれませんが、効率よく脂肪を燃やして無くすためには脂肪を燃やす栄養素が必要になってくるのです。
バーベキューの際、お肉を焼くために炭に火をつけようとしてもチャッカマンだけでは中々難しいです。
でも着火剤があれば簡単に炭に火がつきますよね。
これと同じことがカラダの中でも起こるんです。
炭が脂肪、そして着火剤が栄養素です。
栄養素が体内にしっかりあれば、どんどん脂肪は効率的に燃えていきます。
しっかり栄養を摂る=しっかり食べる
食べなければ脂肪は燃えないということになります。
このケースの場合はまずは、
「食べるものを選べば絶対に太らないし、むしろ食べると脂肪が燃えていくんだ」
という思考の書き換えを行い、そして勇気を出して脂肪を燃やすために必要な栄養素が入っているものを少しずつ食べてみましょう。
ちなみに脂肪を燃やす着火剤となる栄養素は、
・ブドウ糖
・タンパク質
・ビタミンA、B、C
・ミネラル
などです。
1つでも欠けるとうまく着火剤を作ることができませんので、意識してバランスよく摂取する必要があります。
もちろん自炊で作るのがベストですが、お仕事などが忙しく、デパートの惣菜になってしまう日もあると思います。
そのような場合でも、意識してしっかり選ぶことができれば問題ありません。
デパ地下惣菜を選ぶときのポイントを以前記事に書きましたので、ご興味のある方は参考にしていただければと思います。
まずはできることから
内臓脂肪を落とし、お腹を引き締めるためにはまずは食事が大きなポイントとなります。
ただ、いきなり全てを変えるのはおすすめしません。
ストレスも大きくなりますし、何より継続することが難しいです。
まずは、ご自身がどのタイプに当てはまるのかを客観的に判断していただき、そのタイプでやるべきことだけ実践してみてください。
そしてそれに慣れてきたら次(甘いものもお酒も好きでしたらまずは甘いものを抑える、慣れてきたら次はお酒を抑える)という感じて少しずつステップアップしていってくださいね。
4つのタイプの改善点を全てクリアすることができた瞬間、あなたのお腹から余分な脂肪が全て消滅していることをお約束します。
以上です。
次回は最速でお腹を引き締める方法(トレーニング編)をお届けします。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。