いつもお読みいただきありがとうございます。
自分をあきらめない女性のための「くびれ作り」専門トレーナー
千神和洋(ちがみかずひろ)です。
久しぶりの投稿になってしまいました。
今回の内容は正直書こうかどうかかなり迷いました。
個人的なことなのであまりこのようなブログには書くべきことではない、
と躊躇していたのですが、
トレーナーとしてこの事実を読んでくださっている方に伝えなければいけないと最近強く感じたので、書こうと決断しました。
タイトルにもある通り、先日祖父が亡くなりました。
死因はガンでもなく脳梗塞でもなく事故でもなく、
ただ風邪をこじらせただけ。
ごく普通の風邪を引いてしまっただけで命が断たれたのです。
祖父は自分で事業を営んでおり、晩年までバリバリ現場で活躍していました。
しかし、下半身の筋力の低下、骨粗しょう症が原因で歩行が困難になり、病院に入院することになってしまいました。
入院前までは下半身以外は元気で頭もしっかりしていたのですが、ベッド生活、車椅子生活になった途端、急激に免疫力が低下し、どんどん元気がなくなってしまいました。
そしてその結果、風邪をこじらせて肺炎になり、そのまま、、、
同情を引くつもりは全くありません。
ただ、トレーナーとして改めて強くお伝えしたいことがあったのでこの記事を書きました。
人間は下半身が命
不慮の事故や病気で車椅子生活になっても一生懸命生きている方々がたくさんいらっしゃることはもちろん知っています。
私の知人で車椅子バスケットボールで大活躍されている方もいます。
しかし、ミドルエイジ層以上の方が筋力的な衰え、骨折など骨の衰えが原因で歩行が困難になってしまった場合はどうしても体力が低下し、免疫力が落ちてしまいます。
残念なことに筋力というのは何もしないと20代をピークに年に1%ずつ低下していきます。
さらに下半身(特に太もも)の筋力は上半身の筋力と比べてなんと約3倍のスピードで低下すると言われています(理由は諸説あります)
筋肉ってつけるのは難しいのに何もしないと本当に簡単にすぐになくなっちゃうのです。
特に女性の場合は男性よりそもそもの筋肉量が少ないのでより顕著。
だからこそミドルエイジ層、特に女性に筋トレというものに興味を持っていただきたい!そして挑戦してほしい!
何もしないと筋力は衰えていく一方ですが、筋肉に適切な刺激を与えてあげる=筋トレをすると100歳からでも筋力が向上すると多数の研究で証明されています。
私はお腹周りの引き締め・くびれ作りを専門としていますが、下半身のトレーニングもお客様にしっかりしていただいています。
もちろん理由は上記の通りです。
(お腹周りを引き締めるには実は下半身を鍛えることがとても有効であるという理由もあるのですが)
もしこの記事を読んで少しでも筋トレに興味を持っていただけたのであれば是非、一歩踏み出してチャレンジしてみてください。
いきなりジムに通うのは抵抗があるということであれば自宅でできるエクササイズを実践してみることをお勧めします。
今ではyoutubeという動画サイトで多くのトレーナーが自宅でできるエクササイズを分かりやすく動画で説明してくれているので、それを見ながらでも良いと思います。
それでもよく分からなければ私に連絡ください。
「スクワットをやっているのですがうまくできているかよく分かりません、コツを教えてください」
という感じでOKです。
文章でお伝えして、難しければ私が動画で撮影してあなたに直接お送りします。
私は一人でスタジオを営んでおりますので、直接指導をお受けできる人数には限界があります。
是非まずはご自身で筋トレにチャレンジしていただくか、もしくはあなたにあったトレーナーを見つけてください。
この記事を読んでもしあなたが1回でもスクワットや腹筋をやってようと思ってくださったのであれば私はこの記事を書いて本当に良かったと思います。
筋トレであなたのカラダ、そしてあなたの今後の人生がより良くなることを願っています。
一緒に目指しましょう!ピンピンコロリ!
※ピンピンコロリとは息途絶えるまで病気に苦しむことなく、元気に楽しく長生きしようという標語です。
以上です。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今年4月に家族でお見舞いに行った際の集合写真です。(右下が祖父です)