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自分をあきらめない女性のための「くびれ作り」専門パーソナルトレーナー
千神和洋(ちがみかずひろ)です。
今日も前回の記事の続きとなります。
白くまアイス(好きな食べ物)を食べても太らないようにする、または食べながら痩せるためには、消費エネルギー>摂取エネルギーの状態を常にキープする必要があります。
その方法として考えられるのは、
(1)白くまアイス(好きな食べ物)以外の食べ物から摂取するエネルギーを減らす
(2)運動をして消費カロリーを増やす
という上記2つの方法です。
本日はそれぞれの方法を実践する場合のポイント・注意点をご紹介しようと思います。
(1)摂取エネルギーを減らす方法を実践する場合
<ポイント・注意点>
好きな食べ物は我慢せず、そのほかを我慢して摂取エネルギーを減らす場合は栄養バランスが崩れないように意識することがとても大切です。
「カロリーが高い白くまアイスを食べちゃったから今日の夜はヘルシーにサラダとスープだけにしよう!」
心掛けはとても素晴らしいのですが、極端にいつもとは違う食事に変更すると栄養バランスが大きく崩れる可能性が高くなる為あまりオススメできません。
特にヘルシーメニューにした場合タンパク質というカラダを作る材料が不足しがちになります。
タンパク質が不足すると髪や肌などの美容面に悪影響が出ますし、筋肉量も減少してしまう為どんどん代謝が悪くなり痩せにくいカラダに変化してしまいます。(タンパク質を摂らないと人間は筋肉量を維持することができません)
食事量を減らす場合は特定のものを抜いて調整するのではなく、いつも食べている食事の1品1品の量を少しずつ減らしてバランスよく調整する方が良いと思います。(ご飯の量をいつものお茶碗1杯から半分にしたり、おかずの量を少し減らしたりなど)
そうすることにより栄養バランスの悪化を最小限に抑えつつ摂取エネルギーを減らすことができます。
(2)運動で消費エネルギーを増やす方法を実践する場合
運動でしっかりエネルギーを消費して食べたいものを食べる場合、注意すべきポイントは1点のみです。それは、
実践している運動で本当に食べた物分のエネルギーを消費できているどうか
実は意外と運動ってイメージしているほどエネルギーを使わないんです。(運動の種類や強度によって違いますが)
もちろん30分座って過ごすよりウォーキングやジョギングを30分した時の方がエネルギー消費量は多いのですが、食べた分をチャラにできるくらい消費できるかどうかと言われると、、、。
例として挙げると、個人差はありますが女性が30分ジョギングをした場合に消費されるエネルギー量はだいたいおりぎり1個分と同じと言われています。
これが多いと捉えるか少ないと捉えるかは人それぞれです。
また、運動をすると急にエネルギー消費量が高まるので、終わった後に食欲が湧きやすいです。
せっかく頑張って運動してエネルギー消費したのに、その後いつも以上に食べてしまって結局プラスマイナスゼロ。。。すごくもったいないですよね。
運動で消費エネルギーを増やす場合は、可能であればその運動はどれくらいエネルギーを消費するのかをチェックし、定期的に体重計で数値の変化(体重・体脂肪率)を確認した方が良いと思います。
運動を始めたのに少しずつ体重計の数値が増えていってしまう場合は、白くまアイス分のエネルギーを運動で消費しきれていない可能性が高いです。
食の楽しみとの両立
消費エネルギー>摂取エネルギーの状態を常に作ることができれば極端に言うと何を食べても太ることはありませんが、理論的にはそうであっても実際はなかなか難しいです。
食べたいものを好きなだけ食べながら痩せられますよ〜!とは私は言えません。
ただ、食の楽しみも人生には必要ですよね。
何かを得るためには何かを我慢する必要がある。
何が得たいのか、どれくらい我慢できるのか。
結局はバランスの問題なのかなと。
ダイエットと食の楽しみの両立。
それがダイエット成功後のゴールのひとつであると思います。
以上です。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。