いつもお読みいただきありがとうございます。
自分をあきらめない女性のための「くびれ作り」専門トレーナー
千神和洋(ちがみかずひろ)です。
あなたはこのような経験をされたことがありますでしょうか。
『仕事をいつも以上に頑張った日にご褒美といって我慢していたケーキをいっぱい食べてしまった』
『1時間ジョギング頑張った日についついご飯を食べ過ぎてしまった』
『仕事の帰り道では衝動買いをしないように気をつけていたのに家に帰った途端、ネットでそれほど欲しいと思っていないものを注文してしまった』
ちなみに私はよくあります。
ご予約でいっぱいで昼ご飯も食べずに仕事をした次の日などは、いつもより起きる時間が遅くなってしまいがちです。
頑張って自分のやるべきことをした後は良い気分になりますよね。
しかし、この『良い気分』になった後というのが一番自分に甘くなってしまうタイミングだと言われています。
良いことをすると悪いことをしたくなる
自分が良いと思ったことをすると、その後ついつい悪いことをしたくなる・・・
この現象のことを心理学では【モラルライセンシング】と呼ぶそうです。
良いこと(仕事を頑張る・運動する・ボランティアをする等)をしている時は、脳の『大脳新皮質』という場所が活発に使われています。
ただ、脳も使えば使うほど疲労するので、休ませる必要があります。
脳(大脳新皮質)を休ませている状態、このタイミングで人は悪いこと(本能的なこと)をしたくなってしまうそうです。
これだけでお分かりだと思いますが、良いことをした後に悪いことをしたくなるのは、意志が弱い、自分に甘いなどではなくて、単に脳を休ませているだけということです。
ただ、いくら脳を休ませているだけといっても毎回このようなサイクルを繰り返してしまっては色々な面でマイナスの影響が出ますよね。(たまのご褒美は良いと思います)
ダイエットを例にすると、毎日5キロランニング(良いこと)をしてもその後に、ケーキをたくさん食べて(悪いこと)、ランニングでの消費カロリーより摂取カロリーが上回ってしまえば全く痩せません。
なぜ?と思うことが大事
解決策はあります。
悪いことをしそうになった時に『なぜ?』と思うようにしてみてください。
ケーキが食べたいと頭に浮んだときに、『なぜ私は毎日5キロもランニングしているのだろう?』と考えてください。
なぜ?の答えはあなたが一番ご存知のはずです。
痩せたいから・綺麗なボディラインを手に入れたいから・健康になりたいからetc…
目標、願望を叶えるために良いことをしていますよね。
このように『なぜ?』と思うことができれば、今からしようとしていた悪いことが目標、願望を叶える妨げになると思えるようになり、自制できる確率がかなり高くなります。
まとめ
頑張った後や良いことをした後に、我慢していたことや悪いことをしたくなるのはあなたの意志が弱いのではなく、脳を休ませようとしているだけ。(あなた自身に原因はありません)
悪いことをしたくなった時は『なぜ?』と思うように心掛けることができれば誘惑に打ち勝てる可能性が高くなる。
以上です。
少しでもあなたのお役に立つ内容であったのであれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
千神のパーソナルトレーニングにご興味のある方は、まずは下記の【初めての方へ】や【お客様の声】のページをご覧ください。