あなたは保険に加入していますか?
生命保険、医療保険、終身保険etc…日本には様々な保険がありますよね。
ご存知だと思いますが日本は保険大国と呼ばれており、
他諸国に比べ圧倒的に『生命保険』の加入率が高いです。
そしてその加入率は約80%と言われています。
5人の内4人はご自身のカラダに何らかの保険を掛けているということ。
(ちなみに保険発祥の地と言われているイギリスの生命保険加入率は40%程度らしいです)
恐らくこの文章を見ていただいているあなたも、
何かしらの生命保険に加入されているのではないでしょうか。
素晴らしいことですよね。
それだけご自身のカラダを大切に思っているということです。
急にカラダに何かあっても保険に入っておけば、
とりあえずは安心ですもんね。
ではもうひとつお聞きします。
あなたのカラダが悪くならないように、
異常が起きないように役に立ってくれる保険に加入していますか?
『そんな保険聞いたことないし、ある訳がないでしょ』
確かに制度的な保険でそのようなものは現時点では存在しません。
でも私は上記のような保険があることを知っています。
そして、あなたも必ず知っているはずです。
とてもシンプルなもの。
それは、
『正しい食事』と『正しい運動』
正しい食生活と正しい運動が健康を維持、促進しケガを予防する。
テレビや雑誌では毎日のように健康特集が組まれており、
ある意味常識のように言われています。
実際科学的にも証明されていますし。
では正しい食事と正しい運動を心掛けている人は実際どれくらいいるのでしょうか。
食事に関しては正確には分かりませんが、
運動に関しては以下のようなデータがあります。
【フィットネスクラブ加入者割合(全人口に対して)】
2012年:3.1%
2013年:3.2%
2014年:3.3%
(アメリカは約17%)
100人中に3人が日本のフットネスクラブのどこかに加入している計算です。
ちなみにフィットネスクラブの加入者の中には、
幽霊会員(加入しただけで全く来ない)が約3割存在すると言われているので、
実際定期的にフィットネスクラブで運動をされている方は、
100人中2人(2%)くらいになるはずです。
もちろん、フィットネスクラブ等に加入せず、
ご自身で自宅で運動をされたりしている方も一定数いらっしゃるはずですので、
定期的に運動されている方の割合は上記のより高くなりますが、
割合的にはそれほど変化はない(2%前後)と思います。
カラダが悪くなった後のことを心配している人は80%いるのに、悪くならないように予防している人は2%しかいない事実
上記はあくまでフィットネス人口から見た時の極端な話です。
実際はご自身のカラダ、健康を気にして食べるものをしっかり選んだり、
サプリメントを摂取したり、睡眠の質を向上するように心掛けたり、
寒風摩擦をしたり(少し古いかもしれませんが)
ご自身のカラダを大切にされている方はたくさんいらっしゃいます。
でも運動面、特に筋肉の重要性については残念ながら日本ではまだまだ認知されていません。
これはフィットネス業界、そしてトレーナー業界の責任でもあります。
健康と筋肉の密接な関係性
筋肉は初めての方への『女性こそ筋トレが必要』にも記載している通り、
女性らしい体型へ外見を変化させる為に絶対に必要なものです。
筋肉がないと、美しく健康的なくびれは絶対に手に入りません。
ただ、
『筋肉は外見を良くする為に必要なんだ!だからあなたも筋トレしよう!』
などという理由だけであなたに筋トレを勧めるつもりも一切ありません。
以下のグラフをご覧ください。
(毎日新聞 医療プレミア)
この表は加齢による筋力低下率をグラフで表したものです。
男性も女性も30代をピークに全ての筋力が低下していきます。
特に注目していただきたいのが、女性のグラフの茶色い折れ線。
表には膝伸展力と書かれていますが、
簡単に言うと、脚の力のことです。
20代をピークにガクッと線が急降下していますよね。